平成24年度 韓国下水道実務者研修(秋季)の実施について

平成24年10月下旬に韓国下水道実務者研修(秋季)を実施しましたので報告いたします。この研修は、当協会と韓国上下水道協会の相互交流の覚書に基づき、平成16年以降、毎年春と秋の2回実施しています。今回の「管きょ施工及び維持管理コース」の研修生は15名で、主に韓国の地方自治体や公社で下水道実務を担当している技術者です。

○期間   平成24年10月29日(月)~11月2日(金)(5日間)

○参加人数 18名(韓国上下水道協会2名、通訳1名を含む)

○主なカリキュラム 管きょ施工・維持管理カリキュラム

○実施内容等

初日の29日午後、下水道協会において協会職員による研修ガイダンス、日本の下水道概要の講義の後、管きょの設計・施工(講師:都下水道局)の講義をいただきました。

2日目の30日午前は、下水道管の維持管理(講師:都下水道局)についての講義の後、午後は、埼玉県荒川右岸流域下水道新河岸川水循環センターを視察し、窒素・りんのデータについて詳細な質問がありました。

3日目の31日は、管きょの維持管理最新技術として、光ファイバーによる管路施設の常時監視(講師:下水道光ファイバー技術協会)及び管路診断システム・水面制御(講師:日本工営株)について講義をいただき、韓国における光ファイバーや水面制御導入の可能性について情報交換を行いました。

4日目の11月1日午前は、さいたま市中央区のシールド工事現場を視察し、施工方法や建設会社について、多くの質問がありました。

最終日の2日の午前中には、川崎市の渋川雨水貯留施設を視察し、水位管理等の実運用方法についての質問がありました。

研修生からは、「韓国との制度・政策の違いやコスト、下水道分野の人材育成」から「具体的な技術に関すること」まで、熱心に質問がありました。「韓国と同じものも多いが、参考になることも多かった」等、本研修の内容に大変満足されて帰国されました。

本研修の実施にあたり、講師や現場案内をしてくださった東京都下水道局、埼玉県下水道局、さいたま市建設局、川崎市上下水道局、日本下水道光ファイバー技術協会、日本工営(株)の皆様に厚く御礼申しあげます。

日本下水道協会での講義(第1日目)

埼玉県荒川右岸流域下水道新河岸川水循環センターの視察(第2日目午後)

さいたま市のシールド工事現場視察(第4日目午前)

川崎市渋川雨水貯留施設の視察(第5日目午前)