平成24年度 韓国下水道実務者研修(下水処理・汚泥処理)の実施について

平成24年6月に日本下水道協会主催の「韓国下水道実務者研修」を実施しましたので報告します。

本研修は、当協会と韓国上下水道協会の相互交流の覚書に基づき、平成16年から毎年実施しています(春季には下水処理・汚泥処理コース、秋季には管路施工・維持管理コースの年2回実施)。

研修内容は、韓国の地方自治体や公社で下水道の実務を担当している技術者を対象に日本の下水道施設の視察並びに関連団体や民間企業による日本の最新技術等を紹介するというものです。昨年度は、震災の関係で秋季(10月)に実施しましたが、今年度から例年の春季実施となりました。

○期間   平成24年6月11日(月)~15日(金)(5日間)

○参加人数 24名(通訳、韓国上下水道協会職員を含む)

○主なカリキュラム 下水処理・汚泥処理カリキュラム

○実施内容等

11日午前中に日本着。午後、当協会において研修ガイダンスの後、協会職員が日本・東京の下水道概要、アースプラン2010、汚泥資源化について講義を行いました。

12日午前は、韓国上下水道協会職員によるカントリーレポート報告会を行い、韓国の研修生と日本の聴講者とのディスカッションを行いました。

12日午後は、東京都下水道局有明水再生センターを視察しました。

13日午前は、川崎市渋川雨水貯留施設を視察後、関西方面に移動。

14日午後は、大阪市舞洲スラッジセンターを15日午前は、神戸市東灘処理場のバイオガス事業を視察しました。

韓国では、汚泥の海洋投棄禁止による汚泥の資源化や温室効果ガス削減対策、施設の効率的な維持管理等に興味があり、各視察先では、コストに関する質問が多く出ていました。また、カントリーレポート報告会では、日本の聴講者からの質問に対し、研修生から回答があり、両国間の下水道施策や考え方の相違等、有意義な意見・情報交換ができました。

なお、大変お忙しい中、現場視察を引き受けていただいた各自治体の担当者にみなさまに厚く御礼申し上げます。

日本下水道協会での講義とカントリーレポート報告会の様子

現場視察の様子(左:舞洲スラッジセンター、右:東灘処理場)