GCUS国別活動:中国

背景・経緯

中国向けの新規の円借款は平成19年度をもって終了したものの、JICA技術協力としては今後も継続の予定です。中国の水資源総量は、人口一人あたり世界平均水準の四分の一に過ぎず十分な水量が確保されていない反面、近年の急速な経済発展とともに表流水の汚染がすすみ、湖沼の深刻な富栄養化とともに、社会経済の持続的な発展への制限因子となっていることが指摘されています。また、中国国内で下水道事業を行う381都市のうち、円借款により施設建設をおこなった都市は59都市におよび、処理能力990万m3/日が建設され、これまでの円借款の効果を増大させるためにも、技術協力が重要な役割を担っています。これらの背景をもとにGCUS中国グループでは以下の活動を行っています。

活動の状況

深刻化する水環境の改善、都市環境の向上、循環型社会の形成及び温室効果ガスの排出削減等のため、今年度より、京都大学の協力も得つつ、北京の高碑店処理場の処理の高度化をはじめ、下水処理及び汚泥処理システムの機能改善、下水道管渠の老朽化対策などについて、(独)国際協力機構などとの連携を図りながら、現地状況調査及びプロジェクト形成調査等を目的とした活動を実施します。