下水処理水の海外輸出可能性(バラスト水)検討活動

事務局:国土交通省下水道部

わが国の高度処理された下水処理水を水問題が逼迫する諸外国(オーストラリア、中東等)の水需要に充てることにより、地球規模での温暖化問題への対策やわが国の下水道資源の有効活用を図ることを目的として、下水処理水を貨物船のバラスト水として海外に輸出するための検討を始めています。

検討会 委員名簿

活動の状況

2010年3月25日 第3回下水処理水のバラスト水活用検討会の開催
3月25日に下水道協会会議室において「第3回下水処理水のバラスト水活用検討会」を開催しました。
会議では、海外での水供給へのニーズ、船舶航行の頻度、我が国の地方公共団体の意向等を踏まえ、千葉港、川崎港、横浜港、四日市港と豪州、中東諸国を対象とした実現可能性の基礎調査の結果、来年度は下記の方針で検討を進めることとしました。
・ 豪州については、千葉港、川崎港とポートヘッドランド港又はダンピア港を結ぶ
・ 航路を対象に詳細な検討を実施する
・ 中東諸国については、詳細な検討を行う航路の決定に至る資料が十分に得られていない等の理由から、引き続き基礎的な調査を継続する
来年度は、今年度の構成員に、荷主会社、船主会社、金融機関など事業化の際に参画が想定される官民の各機関を加えた新たな体制を構築し、詳細なフィージビリティスタディを実施していく予定です。
【資料】
第3回下水処理のバラスト水活用検討会(議事次第)
2010年2月8日 第2回下水処理水のバラスト水活用検討会の開催
【下水処理水の海外輸出可能性(バラスト水)検討会からのお知らせ】
2月8日に下水道協会会議室において「第2回下水処理水のバラスト水活用検討会」を開催しました。
会議では、第1回検討会で委員の皆様からご指摘いただいた事項を踏まえたバラスト水輸送を行う際の制度的・技術的な課題や各自治体の港湾からの取引品目や航路などを考慮に入れたFS航路のための基礎データについて事務局より説明がなされ、今後のバラスト水輸送の実現に向けた議論が行われました。
また、アブダビ等の中東諸国の調査報告として関係省庁・機関に対するヒアリング結果などが報告されたほか、水の安全保障戦略機構水ファイナンスチームの活動状況についての説明がなされました。
次回は、年度内に第3回の検討会を開催予定であり、具体的なFS航路の選定に向けた検討を進めていく予定としております。

【資料】
第2回下水処理のバラスト水活用検討会(議事次第)

2009年12月18日 第1回 下水処理水のバラスト水活用検討会の開催
12月18日に下水道協会会議室において「第1回下水処理水のバラスト水活用検討会」が開催されました。検討会には、千葉市、川崎市、横浜市、三重県の4地方公共団体と(社)下水道施設業協会、(社)船主協会、(財)中東協力センターが参加したのとあわせて、オブザーバーとして、水との安全保障戦略機構水ファイナンスチーム(日本水フォーラム、野村證券、三菱東京UFJ銀行)が参加し、下水処理水のバラスト水輸送について、今後発効予定のバラスト水管理条約や輸送時の課題事項、相手国側のニーズ等について、幅広い議論が行われました。当該検討会は今年度内にあと2回程度開催する予定で、来年度の具体的なフィージビリティスタディに向け、検討を進めていく予定としております。

【資料】
第1回下水処理のバラスト水活用検討会(議事次第)
第1回下水処理のバラスト水活用検討会(資料)

2009年10月9日 
海外における下水処理水の利活用方策検討(貨物船のバラスト水を活用した下水処理水の海外展開)説明会の開催
資料はこちらから