下水道分野における自治体の国際交流活動について 下水道協会×モンゴル

2011/4/1

日本側団体名

(社)日本下水道協会

相手国名

モンゴル

相手都市名

ウランバートル市及び周辺の地方都市(バガノール市等)

事業・活動等の名称

モンゴル下水道整備支援活動

活動期間

2009年6月から当面の間

事業の概要 及び 実施状況

1.これまでの経緯

2009年 5月 JICAシニアボランティアを通じ、モンゴル建設都市計画省の国土・建設・地質・地理事業庁職員等による日本の下水道施設及び関係企業視察の依頼
2009年11月 モンゴル視察団来日。東京都、さいたま市視察。TGS、積水化学工業より事業説明。
2010年 4月 モンゴル国土・建設・地質・地理事業庁より、日本からの調査団派遣の要望。
2010年 8月 下水道協会調査団モンゴル訪問。
現地調査を行うと共に、日本大使館、現地JICA事務所と情報交換。
2010年11月 モンゴル下水道ビジネスセミナー開催(35社50名参加)

2.モンゴル国土・建設・地質・地理事業庁の協力要請内容

下水道経営・計画分野

  • (1)下水道整備戦略・計画(都市部郊外に広がる開発地区及びゲル地区の整備方針)
  • (2)新規開発鉱山都市に対する下水道整備計画とその実施方法の検討
  • (3)事業場排水に対する規制制度並びに対策の確立(特にウランバートル市の工場排水)

処理場の維持管理分野

  • (4)処理場の水質管理の効率化と運転方法への反映手法の確立
  • (5)既設処理場の維持管理計画検討とO&M契約に対する評価分析手法

民間企業の参画

  • (6)周辺都市の既設処理場のO&Mや新空港処理場整備に対する日本企業の参加
  • (7)日本の民間企業からの設備・技術の調達(日蒙両国民間企業の関係構築)
    ※特に、要望があった分野
    ・ポンプ、脱臭設備、水質測定機器、自動計測機器
    ・処理場水質・運転管理システム
    ・管路の劣化調査・診断技術、管路網管理計画
    ・非開削での管きょ布設・更生技術

3.今後の実施方針(案)

  • 1. 下水道分野の技術的支援と地下資源開発の連携
    モンゴルの水ビジネス市場は大きくないが(人口約270万人程度)、新規鉱山都市の下水道計画支援要望の例に見られるように、我が国が重視する地下資源開発協力に対する情報収集や側面的支援も視野に入れて、下水道分野の技術的支援を進めていく。
  • 2. 平成23年度「JICA草の根技術協力」への応募
    非営利団体、公益法人等の技術移転活動を支援する「JICA草の根技術協力」に応募し、上記協力要請分野の専門家を短期間派遣し住民の意識改革を含めた下水道整備促進のための活動を行う(予定)。
  • 3. モンゴル下水道ビジネスセミナーの開催
    ・モンゴルには、信頼性の高い日本の資材・機器等の調達に強い意欲があることから、民間商取引を促進することを目的にモンゴル下水道ビジネスセミナーを数回開催する(第1回開催済み)。
    ・ビジネスセミナーの結果、モンゴルとの取引に意欲のある企業が有る場合は、交流事業等を企画し、民間ビジネスの支援を行う。

日本側連絡先

日本下水道協会 技術研究部 国際課
担当者 坂巻、佐藤(勇)
TEL 03-6206-0289
E-mail: k.sakamaki@ngsk.or.p

相手側担当部署

モンゴル国建設都市計画省 国土・建設・地質・地理事業庁

その他関連情報

GCUS対応方針調整会議資料「モンゴル国下水道整備支援調査報告」
http://www.gcus.jp/report/wholeReport/proceeding/pdf/H22-4th_Mongol.pdf